iPhone4(香港版)のカメラが故障したので、自分で部品交換した。

 昨年末くらいからカメラアプリを起動してもシャッターが閉じたままで写真が撮れるまでの時間が徐々にかかるようになってきた。純正以外のカメラアプリでも同じ。
 リセットとか復元とかしてもだめで、そうこうしているうちについに裏面カメラが応答しなくなった。表のカメラは使えていたのだがソフトが無反応で表裏カメラの切り替えもできないので、これで事実上カメラ撮影不能ということに。
 カメラハードウェアの故障みたいなのでApple Storeに修理に出そうと思ったが、調べると私の香港版も含めて購入した国でしか修理してもらえなくなっていたらしい。

^H: iPhone 4S 海外版は日本国内で修理できない
http://blog.backspace.jp/2011/11/iphone-4s-bought-in-us-cannot-get.html

2011.11.18 追記
全世界へ向けたApple Inc.からの通達により、サポート対応の当該国以外で購入されたiPhone端末はリージョンや国にかかわらず、正式に修理不能となりました。つまり、故障端末のユーザーはその本人の責任において購入国のApple修理担当窓口まで端末を送付する必要があります。

 購入後1年を過ぎていたので結構お金がかかるのは覚悟していたが、それどころではない対応でガッカリ。
 香港まで送るのは現実的ではないので、修理業者を探しつつ、部品の値段を調べると800円(http://item.rakuten.co.jp/ismartmall/ismart4g_027/)と安い。分解方法もiFixit(http://www.ifixit.com/Guide/Installing-iPhone-4-Rear-Camera/3142/)をみると簡単そうだったので、自分で直すことにした。
 30分ほどで修理完了。カメラは元通り、すぐに撮影できるようになった。
 結果的にはたったの800円で直ったので大満足。(精密ドライバとかも買ったし、私の時給も入っていないが、ダウンタイムもミニマムだったのでいいことにする。)
 「香港に行って直してもらわなければ」と妻が息巻いていたので、それを考えるとかなり安く済んだ。